泣いた赤おに
こんばんは、ミキプルーンです。
昨夜はヨガを休んだので、今回はおすすめの絵本をご紹介します。
心に残る絵本シリ~~ズ
パチパチパチパチ~
今回は以前、名前だけ紹介した
『泣いた赤おに』
やさしい赤おにが山奥に一人で住んでいました。 赤おには鬼たちの為に良い事をしたい、また、人間たちと仲良く暮らしたいと思っていました。
そこで自分の家の前に立て札を立て、
「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。おいしいお菓子もございます。お茶も沸かしてございます。」
と書きました。
けれども、とって喰われると疑って人間達は誰も遊びに来てくれません。
(省略)
ある日、赤おにの家に遊びに来た青鬼が赤おにの話を聴いて
「自分が村に降りて暴れるから、村人たちの前で自分をやっつけろっ、そうしたら人間達は君を信用してやさしい鬼だということがわかるだろう」と提案します。
しぶる赤おにを青鬼は引っ張って行きました。
そして、村で暴れている青鬼を赤鬼がやっつけて計画は成功して村人たちは赤おにに心を開くようになりました。
そうして、赤おには人間たちと仲良くなれて、人間の友達もできて、とても喜びました。
赤おには楽しく過ごしていましたが、あの日以来、訪ねてこなくなった青鬼のことが気になっています。
(青鬼くんは元気にしているだろうか…。)
ある一日、赤おには「すぐに帰ります」と村人たちに置き手紙をして、近況報告も兼ねて青鬼のうちのある山に登り青鬼のうちを訪ねました。
ドンドンドンッ!
「お~っい、青おにく~ん」
扉はかたく閉まっていました。
なんの返事もありません。
ふと気がつくと、扉のわきに貼り紙がされてありました。
「アカオニクン、ニンゲンタチトハ ドコマデモ ナカヨク マジメニ ツキアッテ タノシク クラシテ イッテ クダサイ。
モシ、ボクガ、コノママ キミト ツキアッテイルト、キミモ ワルイオニダト オモワレルカモシレマセン
ソレデ、ボクハ タビニデルコトニシマシタ ケレド、イツマデモ キミヲ ワスレマセン
サヨウナラ カラダヲ ダイジニ シテクダサイ
ドコマデモ キミノ トモダチ アオオニ」
赤おには、だまって、それを読みました。
二度も三度も読みました。
戸に手をかけて顔を押し付け、涙を流して泣きました。
おわり
うぎゃあ~~っ(涙)(ToT)
涙が溢れ出ます。
みなさんは、このお話にどうゆう感想を持ちましたか?
名作で、賛否両論、いろいろな意見のある絵本です。
この作品が伝えたかったことは何だったのでしょうか?
たくさん仲間がいることはとても大切な事だし、皆と仲良くすることも、とても大事なこと。
だけど、最も大切なことは本当に心の通じあえる友達をつくること。
「鬼」という既成概念や外見からだけ物事を判断する人間のエゴイスティックさ。
いろいろな気持ちを感じる絵本ですね。
私は、青鬼の真の優しさと強さ、その存在を失った赤おにに、なんとも涙が止まらず。
モヤモヤ感も残りました。
今後の赤おにのことが心配になったり。。
聞くところによると
このモヤモヤ感。どうやら私一人ではなさそうです。
でも、私のこの「心配モヤモヤ」は、ある日、ある出来事によって、スカッと晴らされました。
\(^o^)/☆♪
その出来事については…
またの機会に~。
長くなっちゃいました (^^;
まだ読んだことのない方は、ぜひ実際に絵本を手に取って、ご自分がどう感じるのか確かめてみて下さいね。
お疲れさまでした ☆
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