進化~自撮りあれこれ スマホからドローンタイプへ~

一週間ぶりの執筆となります、たんぴぃです。

恋の話を書きたいのですが、今回は前から書いてみたかったことを書いてみたいと思います。

国際通りなどへ行くと、自撮り棒を使っての撮影をしている観光客の方を見受けられることがあり、家へ戻っては各種SNSをチェックする事があり、グラビアアイドルの自撮りを見ることもしばしあります。今回は自撮りについてお話ししましょう。



初めに~自撮りのハナシ~


最近、自分でセルフ撮影をしてツイッターやインスタグラム等といった各種SNSでアップして、「いいね」等を押下している人も目立ってきています。これは自分でセルフ撮影する行為、つまり、「自撮り」がはやっているからです。今回は、自撮りの事についてお話していきたいと思います。



自撮りがヒットした理由(わけ)~発端はある一人の…~


自撮りがヒットした理由について挙げるとしましょう。その発端はある一人のグラビアアイドルでした。そのグラビアアイドルは倉持由香氏です。倉持氏はグラビアアイドルが人気アイドルグループの台頭によって落ち目になりつつある状況に危機感を抱き、「この状況に対して、何とかして打開できないものか?」と模索した結果、自分でセルフ撮影を行い、その画像をツイッターなどの各種SNSでアップし、ファンをはじめとするすべての人たちへ積極的に発信していくこと。それが、倉持氏が悩んだ末に出した一つの結論でした。

その結果、自撮りをアップして各種SNSへのアップは大成功をおさめ、倉持氏のSNSに影響を受けた他のグラビアアイドル達も、次々と自撮りを積極的に発信していくことにしました。倉持氏にとっては一種の「賭け」だったのでしょうか。


その後、倉持氏の自撮りに刺激を受けた鈴木ふみ奈・星名美津紀・今野杏南・岸明日香の各氏等を筆頭としたグラビアアイドルのほか、ほかの芸能人もそれに続けとばかりに、次々と自撮りをアップしていきました。そういう意味でも、ほかの芸能人のSNSの在り方(というよりも、新たな活用法でもあるが)に多大な影響を与えたのは言うまでもありませんし、倉持氏はそのパイオニアといえるでしょう。

それ以後、倉持氏や鈴木氏、星名氏や岸氏、今野氏をはじめとしたグラビアアイドルのほか、その他芸能人のツイッター等といった各種SNSで自分撮りの画像のアップはもはやスタンダードとなり、こればかりではなく電子書籍を中心とした写真集としての発売だけでなく、熊本在住のおばあちゃんが、日頃勉強していた画像処理を駆使してまで自分撮りに力を入れ、写真集を発売するにまで至りました。色んな意味でも、倉持氏が開拓した一つのコンテンツは大きなものといえるでしょう。



自撮りの落とし穴~夢中になりすぎると…~


自撮りの普及はスマートフォンならではといっても過言ではなく、撮影したくても他人に頼むのは心細い方もいらっしゃるかもしれません。そういう人たちにとってありがたいものが自撮り棒で、セルフィーとも言います。スマホを自撮り棒に取り付け、主にイヤホンジャック方式でつなげるタイプが主流といえるでしょう。

自撮り棒は結果的にヒットし、観光地や街のあちこちでこの自撮り棒を使って撮影している人を見ないことはないといっても過言ではありません。しかし、この自撮り棒を使っての撮影で事故が起きているという悲しい現実は、当然ながら潜んでいるのです。


「自撮り棒を使って、超高層ビルなどに登って撮影してSNSへアップして、みんなに注目してもらえるじゃん」といった浅はかな考えを持つ人は、当然ながら現れることでしょう。なぜならば、超高層ビルに上って、その一番上の部分から撮影する行為も、SNSなどで見受けられることもしばしあります。これらの行為も典型的な危険行動の例であり、海外でこれは多く見受けられますね。結果的には問題行為であり、ビルなどの所有者などが激怒してしまうわけです。


「何で勝手に、一番高い所へ登るんだ!バランス崩して事故でも起きたらどうすんだ!危ないだろ!」と、所有者などは当然ながら激怒する事でしょうし、これが問題となったことは有名な話です。


それ以外にも、崖の上で撮影してバランスを崩して転落死したりする事故があり、鉄道の駅では電車にひかれて命を落とすケースだってあるのです。


JR西日本では、このような事態を重く受け止めてか、北陸新幹線の開業を機にホームでの自撮り棒の使用が禁止される、という取り決めになりました。東海道線や山陽線、山陰本線の一部や北陸線などといった電車が走る区間だと、電車が走るのに必要な架線に電気が流れ、感電死に至ることも起こりうるだけでなく、東海道線や北陸線などといった主要路線では特急や貨物列車だって走っています。


列車にひかれて人身事故になることもありうることから、ホームでの安全上が心配されての事でしょう。折角の鉄道旅行も、自撮りに夢中で大惨事になってしまっては元も子もありません。


それ以外にも、沖縄美ら海水族館や東京ディズニーリゾートなどといった、国内外からの観光のお客さまの訪問率が高い場所や、各地で開催される各種イベント会場(お祭りなど)のほか、国内外の美術館では自撮り棒の仕様そのものが禁止されているところがあります。これらもすべて、ほかのお客さまに迷惑をかけることや安全上の問題があっての事でしょう。


一部の水族館などでは、自撮り棒について使用を控え混雑しているときは使わないでくれという注意書きもありますが、自撮り棒の使用を禁止していないところへ行くときは、前もって連絡して、「自撮り棒の仕様はダメでしょうか?」と、一言連絡をしていただければ、自撮り棒の使用可否について確認できます。混雑の際は、周りの方の迷惑にならないよう、自撮り棒は使わないことを認識しておいた方がいいでしょう。


そういう意味でも、自撮り棒を使っての撮影をする際にはマナーを守り、自分が撮影する場所の状況はどういう状況にあるのかをよく見極め、正しく使えばさほど問題はないツールの一つだと思います。これらの問題がある以上、自撮り棒に関する風当たりは冷たいものであり、一部の迷惑などを顧みない人たちがいる限りは自己中心的な人たちが使うツールとしか思われていないようです。繰り返して書きますが、最低限のマナーを守り、混んでるときなど状況を見極めることも大事だと思います。自撮り棒は正しく使う事が本当の力を発揮できるからです。



自撮り対応のデジカメ~デジカメもそれなりに普及しています~


自撮りはスマホならではできることで、デジカメなんて自撮りに不向きだとお思いの方がいらっしゃる事でしょう。しかし、自撮りはスマホだけではないのです。最近ではデジタルカメラも自撮りに対応できるようになり、自撮りをする意味でも選択肢が広くなったのは当然の流れですね。

それでは、自撮り対応のデジタルカメラを代表的に5機種挙げてみましょう。


1.EXILIM EX-ZR70(カシオ)

この機種で自撮りをする際には、モニターを回転させてから撮影を行う事になります。これをやっただけでもシャッターの位置が通常の位置では話になりませんので、フロントシャッターシステムを採用する事により、片手でコントロールできるようになるのが特徴です。


このほかにも、シャッター速度が0.26秒と早く、最高3枚まで連続撮影が出来、スマホだと画像の質が気になりますが、この機種では光学ズームが10倍対応となっているため、スマホで撮影すると近くの被写体がきれいに撮影出来ても、遠くの景色が画質の劣化できれいに撮影しにくいといった問題点が解決されたといってもいいでしょう。


ちなみに、スマートフォンと連動して使う事が出来ますので、自撮りがライフワークの人たちにとっては、非常に有難い機種となっています。なお、画素数は1679万画素となっています。


2.TG-870(オリンパス)

ビーチやスキー場などといった、アウトドア志向の方にとってはありがたいデジタルカメラです。といっても、自撮り機能に耐水・耐衝撃性を兼ね揃えたデジタルカメラとなっています。その為防水・防塵機能には徹底しており、積極的に外へ出る人たちにとっては使い勝手のいいカメラとなります。


例えば、夏だとビーチでお出掛けしてマリンスポーツを楽しみながら素敵な思い出を作ったり、今日のビーチなどをSNSへアップして発信したり、恋人や女子会仲間などでスキー場へお出かけして、ゲレンデからの一枚を自撮りで決めたい方にとって使い勝手がいいだけでなく、機動性が高い機種としても人気を博しています。


ここで気になるのが、スマートフォンとの連携性です。この機種は、Wi-Fiが搭載されているため、スマートフォンの画像フォルダへ転送する事が出来ますので、このカメラで撮影した画像をスマートフォンへ転送して、フェイスブックやツイッター等といった各種SNSへアップする事が出来ます。なお、画素数に関しては1600万画素となっています。スキーが好きな人やマリンスポーツファンを自認する方なら、この機種は押さえておきたいところですね。


3.COOLPIX A900(Nikon)

35倍ズームといった超高倍率ズームを搭載しており、自撮り対応のデジタルカメラという意味でも、ハイスペック機種といっても過言ではありません。自撮りが出来るほか、野球やサッカーなどのスポーツ観戦を趣味とする方や、遠くの景色を撮影したり、また、旅先での景色が感動ものだったので、撮影したくなる景色を記録したい方にはちょうどいい機種です。


最近の機種のスタンダートとなるであろう、4K画質方式の撮影にも十分対応していますが、メモリーカードに関しては通常のSDHC方式ではなく、4K画像方式に対応したカードを別に買う必要がありますので、ここは気を付けたいところです。4K画像で撮影するときは、撮影の前にメモリーカードをよく確認しておくことが重要ですので、機種共々、4K対応のカードを購入もお忘れなく。


ちなみに画素数は、2029万画素となっていますのでハイスペック機種に恥じない画素数を有しているのが特徴です。

ここからは自撮りに特化したデジタルカメラを紹介します。


4.PowerShot N2 PSN2(Canon)

ここからは、自撮りに特化したデジタルカメラの紹介となります。上記3機種については通常のデジタルカメラとしても使える万能選手のような役割を果たしていますが、この機種は自撮りに特化した機種であることを認識していただければ幸いです。


本体のサイズは通常のデジタルカメラと比べ、やや小さめになっている反面、自撮りに特化するという意味では適したサイズともいえるでしょう。


液晶は上下に動くチルト方式を採用していますが、ハイアングルとローアングルに切り替える事が出来、アングルについては自由度が高くなっています。好きな向きに設定して撮影する事が出来るのが特徴となっています。この機種の特徴はシャッターがどの角度から自由に切る事が出来、カメラのリングがシャッターを兼ねています。なので、自撮りをたしなむ方にとっては使い勝手のいいカメラとなっています。

気になる画素数についてですが、約1610万画素となっています。


5.EXILIM EX-FR10(カシオ)

(参考:EXILIM EX-FR100)

上記4機種と異なる点は、カメラ部分とモニター部分が合体・分離できることです。この機能を活かした撮影が出来るのは、遠隔地からの撮影が容易なことです。というのも、合体分離機能があって成し遂げる機能だからといってもいいでしょう。それ故に本体のデザインがユニークで、遊び心満載のモデルといってもいいでしょう。男性の方ならば子供のころ、テレビでやっていた戦隊ものの、合体ロボットのおもちゃで遊んだ記憶がおありでしょうし、その遊び心と相通じる点があることでしょう。


アウトドア志向の方にとってはありがたいカメラで、防水・防塵・耐衝撃性が兼ね揃えていますので、行動派の方はおすすめの機種です。しかし、光学ズームと手ぶれ防止機能が搭載されていないのが唯一の弱点ですが、後継機種となるEX-FR100ではこれが解消され、手ぶれ防止機能と光学ズームが強化されたことが大きな特徴といえるでしょう。


この機種における画素数ですが、1400万画素となっていますが後継機種のEX-FR100に関しては、1020万画素と光学ズーム当サイト手ぶれ防止機能を搭載する代わりに画素数が多少、犠牲になっています。



自撮りの未来形~これからはドローンだ!!!~

自撮りはスマートフォンやデジカメで撮影するのが一般的でしたが、自撮りの未来形はどう発展していくのでしょうか?


スマートフォンなどで撮影するとしても、高い角度からの撮影だと自撮り棒が介入する形での撮影となりますが、これからの自撮りはドローンが活用される時代となっていくことでしょう。まぁ、ドローンそのものは動画撮影が基本となりますが。


エアセルフィーという機種は、デジカメとドローンを併せ持った本体をスマートフォンで制御して撮影するシステムとなっており、垂直飛行が出来る高さは最大20メートルと、自撮り棒を使っての自撮りよりも進化したスタイルとなります。連続飛行は約40分間とそんなに長くは飛びませんが、自撮りを楽しむのであれば、適した飛行時間であるということになります。


画素数については、500万画素と一般的なデジタルカメラやスマートフォンの画素数よりも劣りますが、画素数についてはこれからどんどん進化していくことでしょうし、将来的にはデジカメやスマートフォンとに匹敵する画素数になるんじゃないか、と邪推したくなります。


比較的よく似た機種としては、ZANOという機種もありますが、基本的にはエアセルフィーと遜色はありません。しかし、ドローン並みの飛行性能を有しておきながら実際には非常に低い飛行安定性や低い画質などが目立ったため、結局600台程度にとどまる形で生産は終了してしまうという黒歴史がありましたが、エアセルフィーはこれを払しょくできるのか、注目しておきたいところでもありますね。


いずれにしろ、自撮り棒の使用禁止エリアでは当然ながら、ドローンタイプの自撮りデジタルカメラは飛行禁止にもなりますので、これは気を付けておきたいところですね。

ドローンそのものも、場所によっては飛行が禁止されるところだって存在しますので、これらも併せて気を付けておきたいところでもあります。



最後に

自撮り画像をフェイスブックやツイッター、それにインスタグラム等といった各種SNSでアップしたのを機に、自撮りが急激なブームとなったのは新たな撮影ルネッサンスの一つでもあり、芸能人のSNSの在り方そのものや、今後のグラビアアイドルの在り方に一石を投じてくれた倉持氏の功績は大きく、自撮りというコンテンツはこれからも進化していくことでしょう。


しかし、一部の心無い人たちがマナーを無視して自分勝手なことをするがために、自撮りの在り方そのものに白い目で見られてしまうのは、悲しき事実といってもいいでしょう。


自撮りを楽しむのであれば、最低限のマナーを守りながら混雑しているところでは、自撮り棒そのものの仕様を我慢して、清く正しく撮影を楽しみながら素敵な思い出作りなどを作りつつも、ネット社会は世界へとつながっているのですから、世界へと自撮りの画像を発信して、いい撮影ライフを送っていただければ幸いです。

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