日本全国の温泉地と地元の人おススメの観光スポットを紹介した記事です!

  みなさんは旅行に行くとき事前に計画を立てたり、目的地の情報を調べたり、実際に行った人から話を聞いたりするかと思いますが、旅先での事情を一番よく知っているのはやはりその土地の地元の人々ではないかと思います。今回この記事では地元の人がオススメだと思う*温泉*の情報を全国津々浦々紹介し、最後に北海道と沖縄のオススメ旅行スポットについて書いていきたいと思います。


 長野県のオススメの温泉


長野県は全国でも有数の温泉が多い都道府県で、*野沢温泉*・*上諏訪温泉*・*別所温泉*・*湯田中温泉*など有名な温泉街もたくさんあります。そんな長野県の温泉の中でも地元の人がオススメだと推薦する温泉をここでは紹介してみたいと思います。 


大和温泉


諏訪市にあるこの温泉は住宅街にひっそりと存在していて見つけにくく、また民家の軒下に入口があるため初めての人にとっては少し入りづらいと感じる温泉かもしれません。中に入ると、緑色のタイルが印象的な造りとなっていてステンレスの浴槽に温泉の色は黄色みがかった透明になっています。温泉は蛇口で調節可能となっており湯の温度は61℃と少々高めでやけどに注意が必要です。また硫黄単純泉で少しトロミがあるのも特徴かもしれません。


百合居温泉


平成7年に突如湧き出たとされる無人の温泉です。入浴料も200円と良心的で、箱にお金を入れてから入浴するシステムです。温泉は無色透明で温度は40℃。ナトリウム・塩化物泉なので保温効果が高く、湯冷めしにくい効果があります。また、塩が持つ殺菌効果で切り傷や火傷・慢性的な皮膚疾患にも効能があるとされています。*三日も入れば汗疹も治る*と言われている温泉です。


関東地方のオススメ温泉


関東地方にも箱根や那須、四万など人気の温泉地はたくさんありますが、知る人ぞ知る地元の人御用達の温泉を以下紹介したいと思います。 塔ノ沢温泉 上湯大衆浴場 神奈川県箱根にあるこの温泉は箱根湯本駅から徒歩15分ほどの場所にあり、ノスタルジックな雰囲気漂う一軒家のような佇まいです。泉質も非常によく、一見すると無色透明の何の変哲もない温泉のように見えますが、一度入れば柔らかな感触とツルツルスベスベな浴感がやみつきになる源泉100%のかけ湯ということが分かるかと思います。湯上り後も毛布を掛けられたような温かみが残り、そのパワフルな保温効果はまさに名湯のなせる業といえると思います。


那須 滝の湯


民宿街の真ん中に位置するこの温泉は観光客で賑わう場所からは離れておりますが、立派な湯屋建築となっていて目の前を通ればすぐにそこだと気が付くと思います。中に入ると浴槽が二つあり奥側が熱め、手前側がぬるめの湯となっています。口に湯を含んでみると、酸味と苦みが混ざり合ったほのかな風味を感じます。また、ぬるい方の湯は一度タンクに溜め置きをしておいて一度冷ましてからかけ流しているそうです。


四万 河原の湯


バス停のすぐそばにあるこの温泉は外観が石造りになっていて目立つため、初めてきた人にもわかりやすい立地かと思います。中に入ると清潔感のある少し小さめの湯船と石造りの浴室がとても印象的です。お湯は無色透明ですが金気臭がし、また湯を口に含んでみるとほのかに塩分や鉄臭を感じられるようになっています。また、無料の共同浴場というのも魅力の一つかもしれません。


九州のオススメ温泉


九州にも湯布院や黒川などの有名な温泉がたくさんありますが、ここでも地元の方お勧めの温泉をいくつか紹介していきたいと思います。


福岡 薬王寺温泉


8種類の薬草をブレンドした独特のにおいを放つ黄土色の温泉です。なんといっても強烈なにおいが印象に残りますが、入浴後には肌がツヤツヤになりまた、神経痛や筋肉痛、五十肩、運動麻痺・・・など様々な症状に効果があるとされる泉質の良さが特徴となっています。また立地も福岡近郊ながら四季や自然を感じることができる山里の広がる古賀市にあるのでショッピングの帰りなどに立ち寄って疲れを癒すのもいいかと思います。


長崎 小浜温泉


海沿いに位置しているため塩分を多く含んだ温泉で、湯冷めしにくいと言われている温泉です。夕刻時に見える夕日が絶景であると評判にもなっていて、また黒川温泉で有名な*湯めぐり札*のように4か所めぐることができるチケットが存在している温泉好きにはたまらない温泉地となっています。またここの温泉地は*小浜ちゃんぽん*などのグルメでも有名で*温泉*・*絶景*・*グルメ*の三拍子が揃っているおススメのスポットとなっています。


佐賀 姫野温泉


約1200年の歴史を持つ名高い温泉で、また女性に嬉しい美肌効果があることでも有名です。湯上り後は化粧水を使わなくても肌が潤いスベスベになっているとの声も聞かれています。また食事も美肌に効果があるとされている湯豆腐が有名で女性にはうれしい情報です。


東北のオススメ温泉


今度は東北地方のオススメの温泉についていくつか紹介したいと思います。


山形 銀山温泉共同浴場


かじか湯 銀山温泉の中でも最も歴史ある共同浴場となっているのが今回紹介する*かじか湯*です。源泉温度63度の湯は調節しないと火傷してしまいそうになるので注意が必要ですが、地元の人に愛され続けている温泉ですのでじっくりと堪能したいものです。また、宿泊客は無料で利用できますが、日帰り利用の場合は料金が発生することもお忘れなく・・・。


宮城 秋保 秋保温泉共同浴場


守護寺・泉明寺の隣にあるこの温泉は仙台の南西に位置する湯で、欽明天皇が和歌に歌ったとされる古代からの温泉です。浴槽は3人入れば満員となるほど狭い造りになっていて、湯は少々熱めですが泉質は軽く、湯上り後は肌がサラリとするような印象を受けます。料金も300円と手ごろなため近くを訪れた際には一度立ち寄ってみることをお勧めします。


岩手 花巻 蓬莱湯


ホテル花巻に併設された温泉ですが地元の人も足繫く通う共同浴場的日帰り温泉施設です。これといった特徴がないのが特徴で、濃い温泉に入りつかれた時などにリフレッシュも兼ねて入ると良いかと思います。湯口から注がれる湯からはほんのり硫黄の匂いがし、ツルツル感があり優しい印象のお湯です。無色透明の湯ですが、白湯花が浮かんでいるのも印象的だと思いました。


 少々ブレイクタイム! 


ここまで記事を読んでいただき本当にありがとうございます。この記事も半ばに入り少々読み疲れたという人のために目から鱗の*温泉雑学*を少しばかり紹介したいと思います。


日本で最も古い温泉ってどこの温泉?


兵庫県の有馬温泉、和歌山県にある白浜温泉、愛媛県松山にある道後温泉がいわゆる*日本最古湯*と呼ばれています。その中でも最も古い温泉とされているのが道後温泉で*伊予国風土記*には大国主命、少彦名神が訪れたという逸話も残っています。また、夏目漱石の小説*坊ちゃん*にも登場し、愛媛県を代表する名湯となっています。 源泉かけ流しって何? 温泉施設などでよく目にする*源泉かけ流し*という言葉ですが、その本来の意味とはいったい何なのでしょうか?答えから言うと、湧き出たままの成分を失っていない源泉が循環やろ過されることなく浴槽を満たしている状態のことを言います。一方循環、ろ過、加温をしている温泉のことを循環式温泉と呼ばれているので合わせて知っておきたいですね。


温泉たまごと半熟たまごの違いって何?


温泉たまごは温泉の湯や湯気で作られたもののことで、半熟たまごは沸騰したお湯か水の中に卵を入れて徐々に温度を加えていく方法で作られるもののことです。また温泉たまごは黄身よりも白身の方がトロリとしていて、65度から68度ほどの湯の中で作られるのが特徴となっています。


関西でおススメの温泉


再び温泉の紹介記事に戻っていただき、ここでは関西地方の温泉を紹介したいと思います。


和歌山市 花山温泉


関西最強との呼び声も高い和歌山市内インターチェンジ近くにある温泉です。手前の湯は銭湯と同じような白湯が張られていますが、奥の浴槽に行くと茶色のお湯が浴槽を満たしており鍾乳洞のような感じになっています。また、奥の扉を開けると露天風呂もありバリエーション豊富な湯が楽しめる温泉になっています。


兵庫県 有馬温泉 上大坊


茶色に濁った鉄分豊富な*金泉*を楽しめる温泉です。湯は天神源泉を引き、加水も加温も消毒も循環もない天然の温泉となっています。色もとても濃く味噌汁に使っているかのような錯覚さえ覚えてしまうほどです。この色が濃くなっている原因としては鉄分が関係しているのは勿論のこと、有馬温泉特有の塩分の濃さも関係しているようです。その濃度は何と海水の*2倍*ともいわれており、長湯すると疲れてしまうので注意が必要です。立ち寄り湯は入浴料1000円と少々高めですが、一度は立ち寄ってみることをお勧めします。


和歌山 湯の峰温泉 *つぼ湯* 


世界遺産にも登録されている熊野古道の中心地である熊野大宮大社にお参りする際体を清める目的で栄えたのが湯の峰温泉と言われています。その中でも国内の世界遺産に登録されている温泉の中で唯一入湯できる温泉が今回紹介する*つぼ湯*になります。この湯は1日に7回も色が変化すると言われており、また一組30分ずつ貸し切りできるので温泉好きには魅力的な湯であること間違いないっです。湯に浸かったあとは熊野大宮大社にお参りするなどして観光目的で立ち寄ってみても面白いかもしれません。


地元民がおススメする沖縄の観光スポット 


温泉からガラッと話は変わって、ここでは沖縄県民おススメの観光スポットを紹介していきます。


東村 慶佐次のマングローブ


熱帯・亜熱帯地域の河口付近に生える独特な森林であるマングローブジャングルを沖縄本島内で体感することのできる場所です。国の指定天然記念物にも指定されており、日本にいながらアマゾンを体験しているような気持ちになれます。また、シーカヤックで探検することもでき、お子様連れの方は子供も楽しめるスポットとなっています。


本部町 備瀬のフクギ並木


ここでは琉球王朝時代から続くフクギ並木が天然のトンネルのようになっている様子を見ることができます。暑い沖縄の日差しをフクギがやわらげてくれるため、夏場でも涼しく散策ができ、またレンタサイクルを利用して迷路のようになった並木道を移動するのも面白いかもしれません。


今帰仁村 古宇利島


古宇利大橋から見える景色はコバルトブルーの絶景で地元の人も良く訪れる観光スポットです。島内は車で短時間で一周することができ、またこちらもレンタサイクルで散策することもできますので日帰りで行ってみるのも良いかもしれません。


南城市 ガンガラーの谷


数十万年前まで鍾乳洞となっていた場所が崩れてできた森で*港川原人*の発掘調査も行われている自然や命について考えさせられるスポットとなっています。歩いて探検するのも良いですが、亜熱帯の森をセグウェイを使って回るのもオススメですよ。また、1時間20分程のガイド付きのツアーも組まれていてこちらを利用してガンガラーの谷を回ってみるのも面白いかもしれません。


地元民がおススメする北海道の観光スポット


最後に北海道民おススメの観光スポットを紹介してみたいと思います。 


 函館山


独特の地形が織りなす美しい夜景は世界三大夜景にも数えられたことがあるほどで、津軽海峡や青森の下北半島も見渡せる360°の大パノラマ絶景となっています。標高は334メートルとほぼ東京タワーと同じ高さですが、山頂まではロープウェーを利用して短時間で上がることができるので割と気軽に素晴らしい夜景を見ることができるスポットとしておススメです。


支笏湖


凍らない湖としても有名な支笏湖ですが、意外にアクセスもしやすく札幌から車で約一時間、千歳空港からだと約40分で到着できます。湖畔を自由に散策するのも良いですが、*支笏湖ビジターセンター*へ行き、支笏湖についての情報を得てから歩いてみるのも面白いかもしれません。とにかく静かで雄大な自然を感じられる場所なので、日ごろの喧騒から離れたいという方にはもってこいのスポットとなっています。


ニセコ 


スキーのリゾート地として国内外から多くの人が訪れる場所です。富士山に似た山容から*蝦夷富士*とも呼ばれる羊蹄山を擁した雄大な高原地帯に広がる大自然は見る者の心に響きます。また牧場やレストラン、ショップなどが併設された*ミルク工房*など観光施設も充実しており、訪れた人を飽きさせない自然とリゾートの融和したスポットといえるかと思います。 


おわりに


いかがだったでしょうか?前半は地元民おススメの日本全国の温泉地について、後半は国内旅行先として人気の沖縄と北海道の地元の人おススメの観光地についての紹介をしてみました。こうやって見てみると日本には人気のスポットと同様にまだまだ知られていない素晴らしい場所がたくさんあることが分かると思います。旅に行く前にこのような記事から情報を得て、より充実した旅行プランができることを心より願っています。ありがとうございました。                                               

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